2023年、AAPL株価に関し、3つの重大予測をご紹介します。
ご注意 この記事は投資を推奨するものではありません。投資判断はあくまでも個々人でおこなってください。The Motley Foolの記事からのご紹介です。
2023年のApple株3大予測
キーポイント
iPhoneの成長は、今年も底堅い
Appleは世界のスマートフォン収益の大部分を今年も獲得する
サービス部門は栄光を取り戻す
NASDAQ: AAPL
Apple
Market Cap
$2,062B
Today's Change
(3.68%) $4.60
Current Price
$129.62
Price as of January 6, 2023, 4:00 p.m. ET
水晶玉でも2022年は予測できなかったが、今年はどうなるのか見てみよう。
Apple(AAPL)は、ハイテク企業の成長ゴールのモデルとなってきた。2021年11月までの10年間で、Appleの収益は約3倍になり、その規模の企業としては驚くべき偉業で、株価を約1,000%押し上げた。
だが強者も倒れる。COVIDによる生産工場の閉鎖、40年来の高インフレ、マクロ経済の不確実性などが、Appleの重荷となり、昨年初めから企業価値が31%、時価総額が1兆円も減少している。
現在の株価にもかかわらず、著者はAppleが今年、驚くべき復活を果たすと信ずる。ここでは、2023年のAppleへの期待で、予測を3つ紹介する。
IMAGE SOURCE: APPLE.
1. iPhoneは成長し、製造が立ち直る
昨年末、Appleは噂を認め、中国鄭州の組立工場で「COVID-19規制がiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxの一次生産に影響を一時的に及ぼした」と発表した。さらに、生産能力が著しく低下したため、顧客多数への出荷で遅れが生じていると述べた。
これらの問題は、重要なホリデーショッピングシーズンを含むAppleの12月期業績に重くのしかかったと結論づけるのが自然だ。iPhone 14の上級モデルへの旺盛な需要に答えられないことは、Appleにとって最大の四半期業績を台無しにしそうだ。
この1年間、Appleは4四半期連続で過去最高の売上高を記録した。問題を抱えている会社のように聞こえるだろうか?
さらに、Appleはここ数カ月、サプライチェーンを多様化している。メディア報道によると、同社はデバイス生産の一部をインド、ベトナム、タイに移している。こうした動きは、ある場所で削減を余儀なくされても、別の場所で増産できるようになる。
2. 今年も世界のスマートフォン市場をリードする
Appleは長らく世界のスマートフォン市場をリードし、Samsungと首位の順位を入れ替えてきた。2021年第4四半期時点では、Appleの市場シェアは22%で、サムスンの19%を上回ったが、首位の座を守っていない。しかし、それは物語の一部でしかない。
出荷台数ではサムスンがリードすることが多いが、Apple品質への評判とプレミアムブランドにより、同社はライバル企業よりはるかに高い端末価格を設定できるため、業界の売上と利益の大部分を占めている。
カウンターポイント・リサーチによると、最新の2022年第2四半期にAppleはスマートフォン業界の収益の40%を集め、サムスンは24%で2位に甘んじている。営業利益ではAppleは業界の80%を占め、サムスンは20%以下、その他のライバルはわずかな利益しか得られなかった。
このため、Appleは収益と利益の両面で明らかに業界をリードしている。この座は今後も続くと思われる。
NASDAQ: AAPL
Apple
Today's Change (3.68%) $4.60
Current Price $129.62
KEY DATA POINTS
Market Cap $2,062B
Day's Range $124.89 - $130.29
52wk Range $124.17 - $179.61
Volume 87,754,715
Avg Vol 79,615,692
Gross Margin 43.32%
Dividend Yield 0.71%
3. Appleのサービス部門が勢いを取り戻す
Appleで不死身に見えたサービス部門が2022年度第4四半期壁に突き当たった。同分野の売上高は前年同期比わずか5%増で、過去最低の伸び率だった。
Appleは最近、Apple Musicサービスの価格を1ドル(ファミリープランの場合は2ドル)引き上げた。同社はこの値上げについて、アーティストへのロイヤルティ増額をカバーするためと指摘している。Apple TV+も月額2ドル値上げし、2019年末のデビュー以来、値上げは初だ。同様に、Apple Oneバンドル’Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudなど)は、個人、家族、プレミアプランでそれぞれ月1ドル、2ドル、3ドルの値上げとなる。
9億人以上の有料会員と180万台以上のアクティブなデバイスがオンライン状態なので常に市場が存在する。景気回復で同分野も前年比2桁の成長率に戻ると予想される。
おまけの予想。Appleは時価総額3兆ドルを回復する
Apple株価は昨年末の高値から約31%下落し、弱気市場の犠牲になっていると指摘したが、さらに下落する可能性もある。一方、Appleは緩やかなペースではあるものの、収益を伸ばし続けている。さらに、同社の株価収益率は、S&P500の株価収益率に非常に近い水準だ。このことは、ビジネスチャンスの継続と強力な実行の歴史を見えれば、同社への評価が妥当であるのを示唆している。
経済の不確実性がいつまで続くかに大きく依存するが、マクロ環境が改善されれば、Appleは力強く立ち直ることを歴史が示唆している。不況で株価が半分以上も下落した後、Apple株は翌年に164%急騰した。従って、2023年にAppleが3兆ドルの時価総額を回復する可能性があると言っても、大げさに聞こえないはずだ。■
3 Apple Stock Predictions for 2023
By Danny Vena – Jan 7, 2023 at 9:00AM
Danny Vena has positions in Apple. The Motley Fool has positions in and recommends Apple. The Motley Fool recommends the following options: long March 2023 $120 calls on Apple and short March 2023 $130 calls on Apple. The Motley Fool has a disclosure policy.
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